
新潟の貴重な越冬食品「くるま麩」は、こんがりと焼き上げることで保存に適した食品になり、古くより土地の人々に愛されてきました。
当店のくるま麩はすべて手焼きにこだわり、ひとつひとつ丁寧に作っています。
手づくりなので大きさにばらつきが出ますが、それは150年前から何も変わらない、手間暇をかけて作った本物のくるま麩の証拠です。
くるま麩の主原料は「小麦グルテン」と呼ばれる、小麦と水で作るタンパク質。それに小麦粉と少量の水を加え、混ぜ合わせることで生地ができます。
次に生地を専用の竹棒に薄く巻き付け、大きな鉄製釜でじっくりと焼き上げます。これがくるま麩の「芯」の部分。
芯ができたら、今度はそこに厚い生地を巻き、再び鉄製釜で焼いていきます。
これらの行程が終わると、熱いうちに竹棒を引き抜き、棚に並べて一晩寝かします。翌日それらを切った後は紙紐を通し、天井から下げて乾燥させます。完全に乾燥すると、それらを袋詰めにして出来上がり。
すべての行程は、おいしいくるま麩を作るために必要なものばかり。手焼きのおいしさを伝えるため、手間を惜しまず丁寧に作っています。